SAPでは数値型のデータのマイナス符号は『100-』のような形で後ろに付く形になります。
標準機能の多くも後ろマイナスの形で表示されたりするので、SAPの使用に慣れているユーザーさんの場合や、可能な限り標準を遵守する方針で運用されるお客さんの場合は、そのまま後ろマイナスで進めるのですが、アドオン帳票だけでも前マイナスにしたいというお客さんも多いです。
また、インターフェース系の機能や外部取引先向けの帳票の場合は、一般的な前マイナスの形式で出す必要がある場合も多いので、マイナス符号の位置を変換するニーズが出てきます。
そんな時に便利なのが『CLOI_PUT_SIGN_IN_FRONT』という汎用モジュールです。『100-』というような数値を渡すと、『-100』という感じで値を返してきてくれます。
マイナス符号が無い場合は、そのまま返してきてくれるので、マイナス値かどうかは特に気にせず呼び出す形で問題ありません。
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