銀行間の送金手数料引き下げによる振込手数料の値下げで支払関連のカスタマイズ変更発生の見込み

全銀ネットと金融庁が銀行間の送金手数料を引き下げる方針を固めたというニュースが出ていました。

メガバンク、地方銀行、信用金庫などのほとんどが全銀ネットというところが運営しているシステムを利用しており、それを使う時の手数料が3万円未満が117円、3万円以上は162円になっていて、それを引き下げるという事です。

 

各銀行はその送金手数料にいくらか上乗せして振込手数料を設定していますが、ベースの送金手数料が安くなることに伴って、振込手数料も安くなる事が予想されます。SAP ERPの設定としては、支払関連のカスタマイズ(トランザクションコード:FBZP)を修正する必要が出てきそうです。

 

10月1日からスタートするそうで、銀行手数料のカスタマイズは、銀行によって異なるため、一律の設定ではなく、設定数が多くなるので、決まり次第テスト環境等で早めに対応しておいた方が良いかもしれません。

ちなみに、銀行手数料のカスタマイズは期間ごとの設定が出来ないため、101日から適用されるようにタイミングをはかって移送する必要があるはずです。

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