FV60は、仕入先から受け取った請求書をFIの未転記伝票(仮保存された会計伝票)として登録する取引コードです。入力内容を確認してから正式に転記したい場合に使います。保存しただけでは総勘定元帳や仕入先債務に確定した仕訳は計上されません。
FV60・FB60・MIR7の違い
| 取引コード | 用途 |
|---|---|
| FV60 | 購買発注を直接参照しないFI仕入先請求書を未転記で登録する |
| FB60 | FI仕入先請求書を直接転記する |
| MIR7 | 購買発注ベースのMM請求書を未転記で登録する |
購買発注・入庫との照合が必要なら、FI伝票を直接登録する前にMMの請求書照合プロセスを確認します。販売管理の請求(VF01)は得意先向けの売上側の処理であり、FV60で扱う仕入先請求書とは別です。
入力から転記までの流れ
- 仕入先、会社コード、請求書日付・転記予定日、参照番号、金額、税コード、費用勘定などを入力します。
- 貸借差額、重複請求、勘定・税・支払条件を確認して未転記保存します。
- 必要な社内承認を経て、権限のある担当者が未転記伝票を転記します。承認ワークフローは環境で設定されている場合に限ります。
- 転記後に仕入先明細と会計伝票を確認し、支払処理へ進みます。
未転記伝票の変更・表示・転記に使う画面やワークフローは環境により異なります。運用で使用する伝票ステータスと転記権限を確認してください。
参考・関連記事
- MMの請求書照合:購買発注ベースの請求書処理
- 支払条件と分割支払条件:請求書の支払期日
- F110の支払提案・実行:転記後の自動支払