テーブルデータの内部形式と外部形式を確認するならSE16N

SAPシステムの中でテーブルデータを確認するためのトランザクションはいくつかあります。

それぞれに特徴があって用途によって使い分ければ良いのですが、一番使い勝手が良いと思うのが、『トランザクションコード:SE16N』です。

SE16Nをオススメするポイントはいくつかありますが、1つがデータの内部形式、外部形式の両方を確認できるという点です。

データ項目によって異なるのですが、特定の項目には帳票等で表示する値と、テーブル内部で持っている値が異なるケースがあります。

分かりやすい例で言うと、勘定コードの前ゼロが付いてる・付いていないがそれです。

この内部形式・外部形式というのは変換EXITという形式の変換ルーチンを通してそれぞれを確認することになるのですが、項目ごとに変換しながら見るのは大変です。

ですが、SE16Nでテーブルデータを見ればモードの切り替えで内部形式・外部形式を切り替えることができます。

また、データレコードをダブルクリックすると、そのレコードデータの一覧が内部形式・外部形式並べて表示されます。

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