トランザクションコードSE16Nを使ってテーブルのデータを確認するというのは、よくやることだと思いますが、度々同じ条件で実行することがある場合に、毎回条件入力するのは面倒ですよね。
特にABAP開発している時などは1日の間に何十回とテーブル照会することもありますので、できる限り省力化できる部分は省力化したいですよね。
そんな時にオススメしたいのが、バリアント保存です。
レポートプログラム等の選択画面に対するバリアントは使っていると思いますが、SE16Nに関してもバリアント機能が用意されていて、登録している内容であればバリアントを呼び出すだけで抽出条件をセットすることができます。
ちなみにテーブル毎にバリアントが保存できるので、とても便利ですよ。
●バリアント保存方法
- テーブル名を指定して各項目に抽出条件をセットします。
- 画面上のメニューから『ジャンプ → バリアント → 保存』を選びます。
- バリアント名と内容説明を入力してEnterを押します。(ユーザー固有にしたい場合はフラグをONにします)
●保存したバリアントの呼び出し方法
- SE16Nでテーブル名を指定します。
- 画面上のメニューから『ジャンプ → バリアント → 取得』を選びます。
- 保存しているバリアントを指定してEnterを押します。
クライアント依存になるので、必要があればクライアント毎に作成して使用しましょう。
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