主に管理会計で予算機能を使う場合に活用する概念にバージョンというものがあります。
会計データの保存領域として実績とは別で保持することができる仕組みです。次年度の予算を組んだ時に、そのデータをバージョン1に保存して、ある程度実績が計上された時点で比較する。また、それ以降の予算を見直して別のバージョン2に保存するというような形で、用途毎にいくつか会計データを保持できる仕組みが用意されています。
そのバージョンは別バージョンにコピーして、そこから修正して使うということが可能になっており、そのためのプログラムがSAP標準で用意されています。
・原価センタバージョンコピー:RKPT4KP97
・新総勘定元帳バージョンコピー:FAGLGP52N
・WBSバージョンコピー:RCNCP001
コメント