SAPのワークプロセスは、オンライン操作、バックグラウンドジョブ、更新処理などを実行します。SM50は現在のアプリケーションサーバー、SM66はシステム全体のプロセス状況を確認するときに使います。
一覧の基本的な見方
- DIA:対話処理。ユーザーの画面操作に対応します。
- BTC:バックグラウンド処理。ジョブの実行に使います。
- UPD/UP2:更新処理。伝票などのデータ更新に関わります。
- SPO/ENQ:スプールやエンキューに関わるプロセスです。構成により表示は異なります。
状態、処理時間、ユーザー、実行中のプログラム、テーブルアクセスなどを見て、通常時と比較します。一時点で「使用中」が多いだけでは障害と断定できません。継続時間と業務影響を確認します。
処理が止まって見えるとき
- SM50/SM66で対象ユーザー、プログラム、処理時間を特定する。
- ジョブならSM37、ABAP実行時エラーならST22、ロックならSM12も確認する。
- 同じ処理が長時間続くか、待機・ロック・外部接続など別の要因かを切り分ける。
- 取消が必要なら業務担当・Basis担当と影響を確認し、再実行方法を決める。
プロセスの強制終了は未完了更新や再処理の問題を起こし得ます。監視画面で見つけたという理由だけで実行しないでください。
参考・関連記事
- サーバーファイルの転送:ジョブが利用するファイルの確認
- SAP ERPの権限管理:監視トランザクションの利用権限