SAP HACKS
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  • 汎用モジュール・メソッド

反対仕訳を起票するBAPI:BAPI_ACC_DOCUMENT_REV_POST

会計伝票を登録するアドオンプログラムは、どこの案件であってもありますよね。会計伝票を登録する方法とセットで知っておきたいのが、反対仕訳をする方法です。バッチインプットプログラムを作っても良いのですが、トレースとるのもめんどくさいですし、バージョンアップ等で画面が変わってしまうと使えなくなる

  • ABAP開発

効果的にデバックをするためのテクニック

ABAP開発に限らずプログラミングに不具合はつきものです。人の頭で考えられるキャパには限りがあるので、いざ実行してみたら想定していなかった動きをする事は普通に起こる事です。だからこそ、テストをしっかりと行なって、本番化に向けて不具合をつぶしていく作業をするのですが、ソースコードを見ているだ

  • 販売管理(SD)

SD(販売管理)のざっくりとした流れ

ERPというのは、企業の基幹業務のデータが1つのデータベースに乗っかってシステムとして動いているというのが根本の考え方なので、専門領域は分かれていたとしても何となくは他の領域の事も知っておく必要があります。※実際は自分の領域以外は知らない人がほとんどなんですけどね。詳しいところは専

  • 汎用モジュール・メソッド

プログレスバーを表示する汎用モジュール:SAP_GUI_PROGRESS_INDICATOR

大抵の場合は、最終的に必要ないという結論になるのですが、一覧出力のプログラムでプログレスバーを表示して欲しいという要件が出ることがごくまれにあります。プログレスバーというのは、処理の進み具合をバーの形で何パーセント進んだのかを表すもので、Webサービスとかだとたまに表示されたりしま

  • 汎用モジュール・メソッド

日付の妥当性をチェックする汎用モジュール:DATE_CHECK_PLAUSIBILITY

外部システムとのインターフェースプログラムの場合が主になりますが、日付が正しいかどうかをチェックする必要があるケースがあります。特に日付データを外部システムなりインターフェースサーバー等で加工して出力したものをSAPに取り込むような場合には、そこのプログラムに不具合があった場合には日付とし

  • 汎用モジュール・メソッド

西暦から和暦に変換する汎用モジュール:CONVERSION_EXIT_JPDAT_OUTPUT

そんなに多くはないのですが、帳票出力のアドオンプログラムで和暦で表示しないといけないケースがあります。SAPはドイツ製品なので、標準テーブルの日付項目は西暦で保持していますし、アドオンテーブルであっても基本的には西暦で保持する設計にすることが一般的です。ですので、和暦で表示したいと

  • 財務会計(FI)

財務会計(FI)の重要マスタ:勘定コード表と勘定コード

SAPの財務会計(FI)の中心となるのは総勘定元帳(GL)です。つまり、仕訳を通して各勘定コードに積み上げられた金額が貸借対照表や損益計算書などの財務諸表に繋がっていくため、財務会計において必要不可欠なコンポーネントがGLだと言えます。簿記の素養がある方はイメージがつきやす

  • 財務会計(FI)

差額がある場合のSAP-FIでの債権・債務の処理方法

入金や支払いをマニュアル処理する場合に、債権・債務の金額とピッタリ一致する場合は良いのですが、差額が生じる時があります。例えば、100万円の債権に対して得意先が何らかの理由によって101万円支払いをしてきた場合や、半額の50万円だけ支払いしてきた場合などです。実際の業務においては、