SAPの管理会計で使う一次原価要素毎に、原価センタや利益センタ、指図などの初期値設定が行える自動勘定割当というカスタマイズがあります。取引ごとに異なるコストコレクタを設定する場合は使えませんが、特定の原価要素の場合には固定の原価センタを設定する場合や、設定できない場合には固定のコストコレクタをセットするような場合に活用できます。
同じような事を代入で実施することも可能ではありますが、自動勘定割当で実施した方が簡単ですし、分かりやすいので、一次原価要素に対してコストコレクタの初期設定が必要な場合は、このカスタマイズを検討すると良いでしょう。
また、初期値設定だけではなく、支払処理時に自動計上される手数料勘定などに経理部や財務部などの原価センタを一律設定するような場合にも活用できます。
関連情報
・トランザクションコード:OKB9
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