外貨評価機能

海外との取引がある企業の場合、為替レートを考慮した会計処理をする必要があります。

取引が発生したタイミング、決済したタイミング、決算のタイミングなど、その時点の為替レートで円換算した金額を算出して、為替差損益を計上します。

SAPにも外貨評価機能があり、月次もしくは決算および四半期決算などのタイミングで実行することで、為替の動きをB/S、P/Lに反映させる運用をする事が多いです。

トランザクションコードでいうと、『FAGL_FC_VAL』で、この機能を実行すると、外貨で保持している預金や債権・債務などの勘定をその時点のレートで評価してくれます。

切り離し、洗い替えのいずれも可能で、テスト実行、評価後の取り消しも可能となっています。

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