F110などの支払処理で作られたデータを調べる際は、「支払提案・支払実行の結果」「支払媒体」「支払指図」を分けて見ます。すべての支払に同じテーブルのデータが必ず残るわけではなく、処理方式や後続の再編成にも左右されます。
主な支払関連テーブル
| テーブル | 主な内容 |
|---|---|
| REGUH | 支払プログラムの支払単位のデータ |
| REGUP | 支払対象になった明細のデータ |
| REGUT | 支払媒体・データ媒体管理に関する情報 |
| PYORDH | 支払指図のヘッダ |
| PYORDP | 支払指図の明細 |
REGUHとREGUPは支払実行日と実行ID(LAUFD/LAUFI)を起点に絞り込むと調べやすくなります。ヘッダと明細を結ぶ際は、実行IDだけでなく支払会社コードや支払先など、対象テーブルのキーをSE11で確認してください。PYORDH/PYORDPは支払指図を使う処理のデータで、通常の支払実行結果と同一視しません。
データが見つからないとき
- F110の実行日・実行IDと、提案なのか本実行なのかを確認します。
- 支払方法、会社コード、支払先を絞り、F110のログと対象テーブルを照合します。
- 支払媒体の生成状況は、媒体管理画面とファイル出力のログも確認します。
- 古い実行データはF110の再編成で削除され得ます。テーブルに残っていないことだけで「支払されなかった」と判断しません。
開発で利用する場合は、対象リリースのデータモデルと公開インターフェースを確認し、テーブルの存在を業務状態の唯一の判定条件にしないことが大切です。
参考・関連記事
- F110の支払提案・実行:支払データができる流れ
- 支払条件と分割支払条件:支払期日の決まり方
- SE16Nの使い方:テーブルを照会する