【機能概要】
会計期間のオープン・クローズを行う機能。
【トランザクションコード】
OB52 もしくは S_ALR_87003642
【利用シーン】
月次処理
【機能詳細説明】
通常、企業は1ヶ月を1会計期間として、1期間毎に会計期間をオープン・クローズする運用をしています。
例えば、2020年10月月初のタイミングで前月分の取引をシステムに入力してしまい、完了した会計期間の会計数値を確定させ、その期間には取引を入力できないようにロックしていくという事を行います。
それと同時に次の期間をオープンすることで、翌月(上記例では11月)の取引を入力することができるようにします。
そのための機能としてSAPのERPでは『OB52』と『S_ALR_87003642』というトランザクションコードが提供されています。
この機能を使って、会計期間バリアント毎に転記可能期間を設定する形です。(会計期間バリアントは会社コードに対してカスタマイズ設定します)
また、権限グループ毎にオープン・クローズの制御ができるので、一般ユーザーはクローズ、経理ユーザーはオープンという段階的なコントロールも可能です。
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