SAPUI5でいうBootstrapは、アプリを表示する前にUI5ランタイムを読み込み、テーマやモジュールの設定を初期化する処理です。CSSフレームワークのBootstrapとは別物です。
単体起動するアプリの例
単独のindex.htmlから起動するアプリでは、scriptタグでsap-ui-core.jsを読み込みます。例えば次のように設定します。
<script id="sap-ui-bootstrap" src="resources/sap-ui-core.js"
data-sap-ui-theme="sap_horizon"
data-sap-ui-async="true"
data-sap-ui-resource-roots='{"my.app":"./"}'
data-sap-ui-on-init="module:sap/ui/core/ComponentSupport">
</script>
srcはUI5ランタイムの位置、themeは画面テーマ、asyncは非同期読み込み、resource-rootsはアプリ名前空間とファイル位置の対応を表します。実際のテーマ・パスは利用環境に合わせてください。ComponentSupportを使う場合は、HTML内のコンポーネント宣言も必要です。
Fiori Launchpad上では
Fiori Launchpadから起動するアプリでは、通常はLaunchpadがBootstrapを実行します。単体起動のサンプルをそのまま貼り付けて、アプリごとに重複読み込みしないようにします。
表示されないときの切り分け
- ブラウザの開発者ツールでsap-ui-core.jsの取得失敗がないか確認する。
- アプリの名前空間とresource-roots、manifest.jsonのパスを照合する。
- コンソールのモジュール読み込みエラーとサービス接続エラーを区別する。
- 利用中のUI5バージョンで設定値やAPIが使えるか確認する。
参考・関連記事
- SAPUI5とは:画面開発の全体像
- インテリジェントエンタープライズ:業務アプリの位置付け