ABAP開発の基本:レポートプログラムとDynproプログラム
SAPでのアドオン開発では大きく分けて2種類のプログラムを作ることになります。 レポートプログラム Dynproプログラム正確に言うと、汎用モジュールやメソッド等の部品的に使うプログラムも作成するのですが、単体で動くプログラムという意味では上記2つとなるので、今回はそれ
SAPでのアドオン開発では大きく分けて2種類のプログラムを作ることになります。 レポートプログラム Dynproプログラム正確に言うと、汎用モジュールやメソッド等の部品的に使うプログラムも作成するのですが、単体で動くプログラムという意味では上記2つとなるので、今回はそれ
債務計上をする時に、『買掛金』と『未払金』というのがありますよね?これの違いって知ってますか?経理や財務部門の人なら当たり前過ぎる内容ですが、システム側の人の場合はもしかしたら意識していないかもしれませんね。勘定科目が違うというぐらいの認識しかしていない人もけっこう多いの
財務会計(FI)において重要な組織として『会社コード』と『セグメント』、『事業領域』があります。会社コードは以前も書いた通り、基本的には名前の通り、会社を表す単位で、財務諸表も会社コードの単位で作成して開示します。(連結財務諸表に関しては、連結会計用のコンポーネントを別途導入するか、連結会計
既にSAPの案件に参画したことがある方はよくご存知だと思いますが、SAPのシステムは基本的にABAPという言語で開発されています。ですので、アドオン開発の場合はABAPを使って行うことになります。おそらく聴き慣れない言語だと思います。それもそのはずで、SA
多くの人が同時に使うITシステムにおいてトランザクション制御というのは難しい課題の1つで、同じデータを同時に複数のセッションから更新しないように排他制御を行うというのは基本的な考え方です。セオリーとしてはデータを更新する前には、そのレコードのデータにロックを掛けて、他から更新できな
SAPコンサルとして仕事をしていると予期せぬエラーや障害が発生することが少なからずありますよね。プログラム不具合であったり、マスタ設定の不備やメモリ不足など原因が多岐に渡り、原因の特定に時間が掛かってしまうことも多いです。そのようなSAPのプログラムが実行時エラーになってしまった場合に、原
SAPのERPで、特に会計関係の担当の人なら未転記伝票について理解しておく必要があります。簡単に言うと、未承認の会計伝票のことを未転記伝票と呼びます。担当者が入力した伝票に対して、上長の承認が必要な場合に未承認状態の伝票を一旦登録して、確認が済んだら正式に転記することで、記帳される
アドオンテーブルを作成した時に、ユーザーにも更新してもらいたい場合、アドオンテーブルに対してテーブル更新ジェネレータを作成しますよね。生成の仕方は簡単なのですが、1つエラーになるケースがあります。テーブル項目が多くなりすぎるとメモリエラーが発生します。(80項目が境
SAPのERPシステムを使うに当たって知っておくべきマスタデータの1つに『利益センタ』というものがあります。名前から想像出来るかと思いますが、利益を管理する単位を定義するマスタデータになります。一般的には、部署や課、拠点などの単位でコードが割り当てられ、収益と費用のデータを利益セン
SAPシステムの中でテーブルデータを確認するためのトランザクションはいくつかあります。それぞれに特徴があって用途によって使い分ければ良いのですが、一番使い勝手が良いと思うのが、『トランザクションコード:SE16N』です。SE16Nをオススメするポイントはいくつかありますが、