クライアント間の移送を行う:SCC1
カスタマイズやアドオンテーブルの値など、クライアント依存のオブジェクトの場合、同じ開発環境の中であっても他のクライアントにはオブジェクトの追加や変更は反映されません。そのため、手動でクライアント間の移送をする必要があり、その時に使うトランザクションコードが『SCC1』です。
カスタマイズやアドオンテーブルの値など、クライアント依存のオブジェクトの場合、同じ開発環境の中であっても他のクライアントにはオブジェクトの追加や変更は反映されません。そのため、手動でクライアント間の移送をする必要があり、その時に使うトランザクションコードが『SCC1』です。
ファイルI/F系のアドオンプログラムの場合に必ず意識すべき観点がファイル形式ですよね。インターフェースファイルの各項目をどのように認識するのかルールを決めることで、具体的には固定長なのか、タブ区切りなのか、カンマ区切りなのかを決めることです。今回はこの中でもカンマ区切りファ
債権債務は計上してから消し込みするまでが1通りの流れになりますが、消し込み部分を自動化したい要望も多いと思います。SAP標準の自動消し込みの機能がありますが、それでは拾えないパターンがあった場合にアドオンで消し込みを行う必要があります。そんな時に使える汎用モジュールが『PO
FI(財務会計)の会計伝票を登録するアドオン機能を開発する場合、転記しようとしている日付がオープンしているかどうかを事前チェックとして行うことがよくあります。転記の部分で途中でエラーになって不整合な状態になるのを防ぐためにも予期できるエラーチェックは事前に行っておくことが望ましいか
原価センタに限らず、マスタデータの登録はユーザーオペレーションで、SAP標準機能を使って登録することが多いのですが、マスター関連データを登録するための汎用モジュールも多数用意されています。原価センタを登録するための汎用モジュールも用意されていて、『BAPI_COSTCENTER_C
財務関連(FI)のアドオン開発をするときに、銀行情報を取得して処理することはけっこうあります。銀行情報を取得するために、標準テーブルを直接SELECTでデータ取得しても良いのですが、SAP標準で提供されている汎用モジュールがありますので、ご紹介します。『BAPI_BANK_
インターフェース系のプログラムでファイルパスからディレクトリ部分とファイル名を分けて処理したい場合があります。そんなときに使える汎用モジュールが『TRINT_SPLIT_FILE_AND_PATH』です。この汎用モジュールは結構使うので、覚えておいてもらうと良いと思います。
論理ファイルから物理ファイルを取得する場合は『FILE_GET_NAME』という汎用モジュールを使用しますが、この汎用モジュールで取得できるのはファイルパスなので、ファイル名をあとで結合する必要があります。ファイルパスだけが必要な場合は上記の汎用モジュールが適切なのですが、ファイル
サーバー上でのファイル連携等を行う場合、SAPのサーバーにファイルを出力したり、逆にサーバー上のファイルを読み込んだりすることがありますよね。サーバーファイルを操作する場合は、論理ファイルというのを割り当てて、それに紐付かせる形でファイルパスを指定する方法が取られることが多いです。
カスタマイズを行う場合に、クライアント依存のものなのか、非依存のものなのかを意識する必要がありますよね。ほとんどが依存ではありますが、中には非依存のものもあり、カスタマイズの内容を見るだけでは判断が付かなかったりします。実は、カスタマイズのIMGのツリーの中にクライアント依存か非依