品目マスタを調査するときは、テーブル名だけでなくどの組織レベルの情報かを確認します。同じ品目でもプラントや保管場所、販売エリアが違えば別のレコードです。
主要テーブルとデータの範囲
| テーブル | 主な内容 | 主な識別条件 |
|---|---|---|
| MARA | 品目の共通データ | 品目番号 |
| MAKT | 品目テキスト | 品目番号・言語 |
| MARC | プラント別データ | 品目番号・プラント |
| MARD | 保管場所別データ | 品目番号・プラント・保管場所 |
| MVKE | 販売エリア別データ | 品目番号・販売組織・流通チャネル |
| MBEW | 評価データ | 品目番号・評価エリア・評価タイプ等 |
| MARM | 代替数量単位 | 品目番号・数量単位 |
クライアント項目もキーに含まれます。実際のキーと項目定義はSE11で確認してください。品目階層の定義にはT179、テキストにはT179Tが関わりますが、品目に設定された階層値そのものと混同しないようにします。
結合するときの注意点
MARAにMAKTを結合するときは言語を指定します。MARCやMARDを結合すると品目1件が複数行になるため、集計前にプラント・保管場所を絞ります。MBEWは評価エリアや評価タイプで行が分かれ、金額を単純合計してはいけない場合があります。S/4HANAでは在庫データの内部構造や互換ビューが変わる領域もあるため、標準CDSビュー/APIと対象リリースを確認します。
確認の進め方
- 品目番号と必要な組織レベルを決める。
- SE11でキー・データ要素を確認する。
- SE16NまたはSE16Hで少数の品目を検索し、品目マスタ画面と照合する。
- アドオンでは必要項目だけを取得し、言語・組織条件を明示する。