一般的なランドスケープとクライアント設計
システム開発において実行環境が実際に運用に使われている本番環境だけということはあまりなく、開発環境やテスト環境というのを作成して用途ごとに利用するという形になります。SAPのERPシステムにおいても同様で、SAP環境の構成としては以下のような形が多いんじゃないかと思います。
システム開発において実行環境が実際に運用に使われている本番環境だけということはあまりなく、開発環境やテスト環境というのを作成して用途ごとに利用するという形になります。SAPのERPシステムにおいても同様で、SAP環境の構成としては以下のような形が多いんじゃないかと思います。
今回は、ABAPでアドオン開発をする時に気を付けておきたいポイントについて整理してみようと思います。プログラムとバグは切っても切れない仲で、人間がやっていることである以上、いくら気を付けても出てしまうときには出てしまうのですが、それでも日頃からバグを出しにくいポイントを意識してコーディングしてお
2021年2月現在では、SAP GUIをベースにSAP ERPを利用している企業が多いと思いますが、将来的にはFioriを使ったWebベースのUIが主流になっていくことという見方が広がってきています。SAP社の発信しているブログやYouTubeなどを見ていても、その辺りの情報が増えてきていますし
SAPシステムの導入の際や、新たなコンポーネントの追加、人事異動のタイミングなど、複数のユーザーに一括でロールを割り当てないといけない場合に便利な機能として、『SU10』というトランザクションコードがあります。PFCGからでも複数ユーザーにロールを割り当てることは可能なのですが、SU10を使うと
支払処理に関連して生成されるデータがどのようなテーブルに保存されるのかをメモとして書いておきます。●支払処理結果が保存されるテーブル REGUH:支払処理のヘッダーデータ REGUP:支払処理の明細データ REGUT:DMEファイル情報 PYORDH:支払依頼デ
主に会計関連(FI、CO)の対応を行う人になりますが、レポートペインタというレポート作成ツールを使って、レポートを作成することがあります。設定をしていくだけで任意のレポートが作成できるので、ABAPで開発するより工数も少なく、また開発者ではなくても作成できるため、多くの企業で利用されています。
このサイトでは今までSAP GUIをベースに書いてきていますが、今後の流れとしてFioriに変わっていくことが予想されているので、そこについても書いていきたいなと考えています。SAP社の公式ブログを読んでいても、FioriをSAP関連のシステムのメインUIにしていく方向性にあることが読み取れます
SAP GUIの画面は同時に6画面まで開けるので、複数画面を行き来しながら仕事をする時はたくさん画面を開いて行います。それ自体は便利なのですが、使用が終わって閉じる時にたくさん画面が開いていたら、1つずつ画面をアクティブにして閉じるボタンを押していく事になりますが、けっこうめんどくさいですよね。
トランザクションコードSE16Nを使ってテーブルのデータを確認するというのは、よくやることだと思いますが、度々同じ条件で実行することがある場合に、毎回条件入力するのは面倒ですよね。特にABAP開発している時などは1日の間に何十回とテーブル照会することもありますので、できる限り省力化できる部分は省
企業間の取引の場合、コンビニやスーパーで買い物をする時とは違って、掛け取引(後日支払いをする取引)が一般的になります。相手企業との取り決めによって、いつ支払いをするのかは異なりますが、支払予定の日付をシステム上計算する必要があります。その支払い予定の日付を計算するために利用するカ