全ての取引は会計伝票に仕訳で記録される
主にSAPコンサルとしてキャリアをスタートした方や、SAPコンサルにキャリアチェンジしたいと考えている方に役立つ情報を提供していきたいということで、知っておきたいSAPシステムや業務知識について書いていってます。まだもう少し導入部分になりますが、今回は会計伝票についての話となります。
主にSAPコンサルとしてキャリアをスタートした方や、SAPコンサルにキャリアチェンジしたいと考えている方に役立つ情報を提供していきたいということで、知っておきたいSAPシステムや業務知識について書いていってます。まだもう少し導入部分になりますが、今回は会計伝票についての話となります。
SAPのERPを導入する企業の業種として、製造業が大きな割合を締めていて、そのような企業では生産管理のシステムが使用されています。導入しているかどうかは企業の判断になりますが、SAPの ERPにも生産管理のモジュール(PP)があり、関連機能が標準機能として用意されています。SD、MM、FI
先日、財務諸表について記事を書きました。https://sap-hacks.work/financial-statement/財務諸表と呼ばれるものにはいくつか種類がありましたね。それらを1つずつ解説していこうと思いますが、今回は貸借対照表(B/S)についてです。貸借対
原価計算や管理会計において、『配賦』という処理がほぼ必須で実施されます。小さな会社であれば、配賦しなくても問題無いこともありますが、SAPを導入している企業で配賦を一切行っていないというのは見たことが無いので、何かしら配賦は行っていると思って良いでしょう。SAPで配賦をする
最近、テレビ等でも話題になっているChatGPT。この技術が世界を大きく変えると、少し過度にも思えるような声も聞こえてきますが、程度の大小はあれど、AIが新たなフェーズに入り、それによって今までとは違う世の中になっていくことは間違いないことだと思います。その影響は、SAPコンサルや
SAPコンサルなら知っておきたい業務知識のシリーズ記事の財務会計編。今回は、財務諸表についてです。財務会計のゴールは財務諸表作成SAPのERPを導入している企業のほとんどは、ECCやS/4HANA等のバージョンを問わず、財務会計モジュール(FI)を導入しています。
SAP ERPの各モジュールにはそれぞれ組織を表すオブジェクトがあります。財務会計(FI)の場合は会社コード、販売管理(SD)の場合は販売組織などがそれにあたり、管理会計(CO)には管理領域がありますが、管理会計の中でも収益性分析(CO-PA)には「分析対象」というものがあります。
SAP ERPの運用をする中であると便利な機能として、ユーザーロックのアドオンを作ることがよくあります。その時に、ユーザーをロックする時に使えるBAPIのご紹介です。使用するのは以下のBAPIです。ユーザーロック:BAPI_USER_LOCKユーザーロック
財務会計(FI)のカスタマイズで必ず知っておくべきものの1つに『伝票タイプ』があります。伝票タイプとは?SAPでの会計仕訳は必ず会計伝票を登録することで取引を記録していく形になります。その際に、該当の取引がどのような取引なのか分類するためのコードが伝票タイプです。例
主に管理会計で予算機能を使う場合に活用する概念にバージョンというものがあります。会計データの保存領域として実績とは別で保持することができる仕組みです。次年度の予算を組んだ時に、そのデータをバージョン1に保存して、ある程度実績が計上された時点で比較する。また、それ以降の予算を見直して別のバー