財務会計(FI)

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勘定コードマスタの一括更新機能

勘定コードマスタの設定を一括で更新したいときに使えるトランザクションのご紹介です。複数の勘定コードに対して一律同じ変更をするということはあまりないので、本稼働後に使うケースはそんなに多くはないと思いますが、導入プロジェクトの開発フェーズ等では活用できるので覚えておくと良いかもしれません。&n

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財務会計の組織:セグメントについて

財務会計(FI)において重要な組織として『会社コード』と『セグメント』、『事業領域』があります。会社コードは以前も書いた通り、基本的には名前の通り、会社を表す単位で、財務諸表も会社コードの単位で作成して開示します。(連結財務諸表に関しては、連結会計用のコンポーネントを別途導入するか、連結会計

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未転記伝票って何?どんな時に使うの?

SAPのERPで、特に会計関係の担当の人なら未転記伝票について理解しておく必要があります。簡単に言うと、未承認の会計伝票のことを未転記伝票と呼びます。担当者が入力した伝票に対して、上長の承認が必要な場合に未承認状態の伝票を一旦登録して、確認が済んだら正式に転記することで、記帳される

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貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)を作るために使う財務諸表バージョン

SAPのERPシステムというのは企業の基幹システムなので、当然、会計システムの要素も含んでいます。会計システムの中にも色々な要素はありますが、1つ大きな目的として貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)を作成するというのがあります。日々の取引を会計仕訳として記録しておいて、それを

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会計伝票の取り消しは反対仕訳で行う:FB08

日々の取引の会計記録はSAPのERPシステムでは会計伝票を使って行う形になります。人間が行うことなので、その入力を間違って行ってしまうこともあるため、そのような場合はデータを修正する必要がありますよね。会計伝票に関しては不正が出来ないように、金額の修正などが出来ないようになっており

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財務会計(FI)の重要マスタ:勘定コード表と勘定コード

SAPの財務会計(FI)の中心となるのは総勘定元帳(GL)です。つまり、仕訳を通して各勘定コードに積み上げられた金額が貸借対照表や損益計算書などの財務諸表に繋がっていくため、財務会計において必要不可欠なコンポーネントがGLだと言えます。簿記の素養がある方はイメージがつきやす