会計期間について
財務会計において重要な概念の1つに会計期間があります。これはSAP特有のものではなく、一般的な企業会計の方針として1ヶ月を1つのまとまりとして会計処理をしている企業が多く、その1まとまりの期間のことを会計期間といいます。通常のカレンダーでは1月1日をスタートと
財務会計において重要な概念の1つに会計期間があります。これはSAP特有のものではなく、一般的な企業会計の方針として1ヶ月を1つのまとまりとして会計処理をしている企業が多く、その1まとまりの期間のことを会計期間といいます。通常のカレンダーでは1月1日をスタートと
勘定コードマスタの設定を一括で更新したいときに使えるトランザクションのご紹介です。複数の勘定コードに対して一律同じ変更をするということはあまりないので、本稼働後に使うケースはそんなに多くはないと思いますが、導入プロジェクトの開発フェーズ等では活用できるので覚えておくと良いかもしれません。&n
SAP ERPは会計系とロジ系の機能に大きく分類することができます。まずはそのうちの会計系の機能の中でも財務会計(FI)の部分にフォーカスをして書いていきたいと思います。(管理会計やロジについてはその後に書く予定です)ERPというシステムの中心にあるのが財務会
債務計上をする時に、『買掛金』と『未払金』というのがありますよね?これの違いって知ってますか?経理や財務部門の人なら当たり前過ぎる内容ですが、システム側の人の場合はもしかしたら意識していないかもしれませんね。勘定科目が違うというぐらいの認識しかしていない人もけっこう多いの
財務会計(FI)において重要な組織として『会社コード』と『セグメント』、『事業領域』があります。会社コードは以前も書いた通り、基本的には名前の通り、会社を表す単位で、財務諸表も会社コードの単位で作成して開示します。(連結財務諸表に関しては、連結会計用のコンポーネントを別途導入するか、連結会計
SAPのERPで、特に会計関係の担当の人なら未転記伝票について理解しておく必要があります。簡単に言うと、未承認の会計伝票のことを未転記伝票と呼びます。担当者が入力した伝票に対して、上長の承認が必要な場合に未承認状態の伝票を一旦登録して、確認が済んだら正式に転記することで、記帳される
SAPのERPシステムというのは企業の基幹システムなので、当然、会計システムの要素も含んでいます。会計システムの中にも色々な要素はありますが、1つ大きな目的として貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)を作成するというのがあります。日々の取引を会計仕訳として記録しておいて、それを
日々の取引の会計記録はSAPのERPシステムでは会計伝票を使って行う形になります。人間が行うことなので、その入力を間違って行ってしまうこともあるため、そのような場合はデータを修正する必要がありますよね。会計伝票に関しては不正が出来ないように、金額の修正などが出来ないようになっており
支払処理を自動支払プログラムを使って行う場合には、支払の仕訳が自動で作成されることになり、振り込みの際の銀行手数料は事前に設定しておく必要があります。設定箇所トランザクションコード『FBZP』を起動して、画面上のメニューから『編集→会社コード→銀行手数料(日本)→銀行手数料
SAPの財務会計(FI)の中心となるのは総勘定元帳(GL)です。つまり、仕訳を通して各勘定コードに積み上げられた金額が貸借対照表や損益計算書などの財務諸表に繋がっていくため、財務会計において必要不可欠なコンポーネントがGLだと言えます。簿記の素養がある方はイメージがつきやす