差額がある場合のSAP-FIでの債権・債務の処理方法
入金や支払いをマニュアル処理する場合に、債権・債務の金額とピッタリ一致する場合は良いのですが、差額が生じる時があります。例えば、100万円の債権に対して得意先が何らかの理由によって101万円支払いをしてきた場合や、半額の50万円だけ支払いしてきた場合などです。実際の業務においては、
入金や支払いをマニュアル処理する場合に、債権・債務の金額とピッタリ一致する場合は良いのですが、差額が生じる時があります。例えば、100万円の債権に対して得意先が何らかの理由によって101万円支払いをしてきた場合や、半額の50万円だけ支払いしてきた場合などです。実際の業務においては、
月次の締め請求をしている場合、基本的には毎月定常的な取引をしていて、月の決まったタイミングで締めて、その期間内に発生した債権をまとめて請求する形になります。ですが、何かの理由があって請求のタイミングを後ろにずらしたいケースが実務上は発生したりします。その場合に支払い期日を変更すると
SAPコンサルとして知っておいた方が良い日本の商習慣として『締め請求(もしくは月次請求)』というのがあります。注文の都度、請求するのではなく、月末などお客さんと取り決めたタイミングにひと月分の販売金額をまとめて請求するというものです。海外では基本的に注文の都度請求する形が多いので、日本特有
SAPを使う場合には、常に『組織』を意識する必要があります。財務会計(FI)の場合には、当然ですが会社(法人)を表すものが必要で、それを会社コードと呼ばれるもので表現する形になります。財務会計の大きな目的の1つが『財務諸表』の作成・公開なので、SAPのシステムも会社コード単位で財務諸
SAPの財務会計モジュール(FI)の取引データは全て会計伝票を通して記録されます。ざっくりと乱暴に言うと、仕訳データの登録がFIへのデータのインプットになります。SAPに限らず会計システムと呼ばれるものは、基本的に仕訳データを中心としてシステムが動いていく事になるので、FIがというよりも会