CO-PA(収益性分析)は、得意先、品目、地域などの切り口で売上や原価、利益を分析する仕組みです。まず分析軸である特性と、取引に付く収益性セグメントを理解すると、各機能の位置付けが分かります。
主要機能の早見表
| 目的 | 代表的な機能 | 確認点 |
|---|---|---|
| 実績明細を見る | KE24 | 対象のCO-PA方式と明細の出所 |
| 計画明細を見る | KE25 | バージョン・年度・期間 |
| 収益性レポートを実行 | KE30 | 特性・値項目または勘定、レポート定義 |
| レポートを保守 | KE31/KE32/KE33 | 登録・変更・照会の権限 |
| 計画を扱う | KEPMなど | 計画方法と製品・リリース |
| 未割当の特性へ付替 | KE28など | 配賦基準と二重処理防止 |
原価計算ベースと勘定ベースを分ける
従来のCO-PAには、値項目を使う原価計算ベースと、勘定を軸にする勘定ベースがあります。S/4HANAのMargin Analysisは勘定ベースの収益性分析です。利用する方式によって参照するデータや使える画面が異なり、古いトランザクション一覧をそのままS/4HANAに当てはめることはできません。対象環境で有効な方式とレポートを先に確認します。
最初に確認する順番
- 分析対象・特性・収益性セグメントを特定する。
- 元のSD請求・FI転記からCO-PAへどの値が流れるか確認する。
- 明細と集計レポートの期間、通貨、バージョンをそろえる。
- 金額が合わない場合は特性誘導と後続の付替を確認する。