SAPの原価センタグループや原価要素グループは、複数の値を階層でまとめる「セット」として管理されます。アドオンから階層を参照するときは、セットの種類、親子関係、値の範囲を分けて確認します。
3つの基本テーブル
| テーブル | 主な内容 |
|---|---|
| SETHEADER | セット名、セットクラスなどの基本情報 |
| SETNODE | 親セットと子セットの関係 |
| SETLEAF | セットに直接含まれる単一値や値範囲 |
セット名だけで結合すると別の種類や管理範囲のセットが混ざるおそれがあります。セットクラスとサブクラスも含めて照合します。

子から親へ追う手順
- 対象値がSETLEAFのどのセットに含まれるか調べる。範囲値で登録される場合は単純な文字列一致だけでは見つかりません。
- そのセットをSETNODEの子セットとして検索し、親セットを取得する。
- 階層がさらに上に続く場合は、親セットを次の子として繰り返し追う。循環や重複を防ぎ、探索済みセットを記録する。
- SETHEADERで名称やセットクラスを確認し、実際の照会トランザクションの結果と照合する。
代表的なセットクラス
| セットクラス | グループ |
|---|---|
| 0101 | 原価センタ |
| 0102 | 原価要素 |
| 0104 | 統計キー数値 |
| 0105 | 活動タイプ |
| 0106 | 利益センタ |
| 0109 | 勘定 |
| 0110 | WBS要素 |
実装前に対象システムのSETHEADERと標準照会画面で値を確認します。階層全体の値を得る目的なら、標準のセット読込機能も候補です。