勘定コードマスタの自動仕訳のみONの勘定をマニュアル計上する方法
入庫や出庫確認などロジのオペレーションを実行した時に計上される棚卸資産の勘定には勘定コードマスタの会社コードビューにある『自動仕訳のみ』をONにする必要があります。製品や原材料などの在庫管理をするような勘定などがその対象です。この自動仕訳のみをONにすると、その名称の通り基
入庫や出庫確認などロジのオペレーションを実行した時に計上される棚卸資産の勘定には勘定コードマスタの会社コードビューにある『自動仕訳のみ』をONにする必要があります。製品や原材料などの在庫管理をするような勘定などがその対象です。この自動仕訳のみをONにすると、その名称の通り基
SAPをグループ企業内の複数の会社で使用しているケースがあります。その場合、同じ環境の中に複数の会社コードがあり、その会社間で取引が発生することもあります。例えば、A社とB社がSAPを使っていた場合、A社がB社に商品を販売するとA社では売上と債権を計上し、B社では在庫と債務を計上す
主にSAPコンサルとしてキャリアをスタートした方や、SAPコンサルにキャリアチェンジしたいと考えている方に役立つ情報を提供していきたいということで、知っておきたいSAPシステムや業務知識について書いていってます。まだもう少し導入部分になりますが、今回は会計伝票についての話となります。
財務会計(FI)のカスタマイズで必ず知っておくべきものの1つに『伝票タイプ』があります。伝票タイプとは?SAPでの会計仕訳は必ず会計伝票を登録することで取引を記録していく形になります。その際に、該当の取引がどのような取引なのか分類するためのコードが伝票タイプです。例
勘定コードの残高を確認するトランザクションコードに『勘定コード残高照会』という標準機能があります。トランザクションコードは『FAGLB03』です。運用していく中で特定の勘定の残高を確認したいことがあります。その場合に、活用できる機能の1つとして勘定コード残高照会という機能があります。
今回は、海外送金について書きたいと思います。海外送金とは海外送金とは何かという話を最初にしますが、特に深い意味は無く言葉の通り海外に送金するという業務です。多くの企業では、取引は国内だけに限らず海外との取引も行っています。その場合、相手先の企業が利用している銀行口座
事業のメインストリームに関わる、売掛金や買掛金については、振込や電子記録債権などの即時で現金で支払う事というのは少ないのですが、定常的に発生するものでは無い小さな金額の支払いについては現金で行うこともあります。例えば、オフィスの電球が急に切れたので買いに行くというような、いつ起こるか分から
SAPの固定資産管理(FI-AA)の重要な概念の1つに償却領域というのがあります。固定資産の管理をする際に、目的別に金額の把握が求められるために目的別に金額を参照することが出来るように領域を分けて金額管理をするということが出来るようになっています。つまり、日本基準とIFRSの
新総勘定元帳(New-GL)が有効になってからだと記憶してますが、複数の元帳でデータを保持できるようになりました。会計基準が異なる財務諸表を複数作成するような要件がある場合に元帳を複数用意して、そこに転記できるようなシステム設定ができます。用途として多いのは日本基準での財務諸表とIFRSでの財務
海外との取引がある企業の場合、為替レートを考慮した会計処理をする必要があります。取引が発生したタイミング、決済したタイミング、決算のタイミングなど、その時点の為替レートで円換算した金額を算出して、為替差損益を計上します。SAPにも外貨評価機能があり、月次もしくは決算および四半期決算などのタイ