移送依頼の情報を管理しているテーブル
移送依頼を管理しているテーブルに『E070』というのがあります。多くの企業では3ランドスケープで開発機・検証機・本番機というシステム構成になっており、開発機から検証機や本番機に開発オブジェクトを反映するために移送を行います。移送依頼はオブジェクト単位等の細かい
移送依頼を管理しているテーブルに『E070』というのがあります。多くの企業では3ランドスケープで開発機・検証機・本番機というシステム構成になっており、開発機から検証機や本番機に開発オブジェクトを反映するために移送を行います。移送依頼はオブジェクト単位等の細かい
財務会計において重要な概念の1つに会計期間があります。これはSAP特有のものではなく、一般的な企業会計の方針として1ヶ月を1つのまとまりとして会計処理をしている企業が多く、その1まとまりの期間のことを会計期間といいます。通常のカレンダーでは1月1日をスタートと
勘定コードマスタの設定を一括で更新したいときに使えるトランザクションのご紹介です。複数の勘定コードに対して一律同じ変更をするということはあまりないので、本稼働後に使うケースはそんなに多くはないと思いますが、導入プロジェクトの開発フェーズ等では活用できるので覚えておくと良いかもしれません。&n
SAPのERPシステムは、パッケージシステムといえども、どのプロジェクトでも多かれ少なかれアドオンプログラムは作成されています。おそらく今後、ノーコードツールも今以上に充実していくでしょうから、それに合わせてアドオン開発も減っていくとは思いますが、現状はまだまだ新規プログラムが作成されていっている
SAP ERPは会計系とロジ系の機能に大きく分類することができます。まずはそのうちの会計系の機能の中でも財務会計(FI)の部分にフォーカスをして書いていきたいと思います。(管理会計やロジについてはその後に書く予定です)ERPというシステムの中心にあるのが財務会
日曜日にこちらの記事の方で『オンライン新人研修』と称して、これからSAPの関する仕事に携わる方や、SAPに関する仕事をし始めた方に向けて、基本知識などをレクチャーしていくイメージで記事を書いていくこと宣言したところ、さっそく1通メッセージをいただきました。経理でSAPを使っているも
アドオン開発をする時に大量データを一括でSAPにインプットしたい場合に活用する技術として、バッチインプットがあります。SAPの場合、標準機能がブラックボックスになっているため、直接テーブル更新の処理を行ってしまうと、どこに影響が出てしまうのかが見えないため、通常は標準テーブルの更新は行わず、BA
ABAP開発で英字の文字列を扱う場合に、大文字・小文字を変換したい場合があります。そんな時に大文字から小文字、逆に小文字から大文字に変換する方法をご紹介します。やり方は簡単です。小文字から大文字に変換する場合。TRANSLATE '文字列' TO UPPER CAS
SAPコンサルとして仕事をしている中でよく使うトランザクションコードを一覧として整理していきます。思い付いた度に随時追加していきたいと思いますので、中途半端な形で公開となっていることをご容赦ください。また、追々、各トランザクションについての説明記事を追加していく予定ですので、そちらも随時対
SAPのERPに携わる人であれば、標準の会計伝票明細データが保存されるBSEGテーブルはご存知ですよね。取引データが全てここに登録されてくるテーブルとして標準機能はもちろん、アドオン開発でも頻繁に使用するテーブルです。このBSEGがSAPの最新バージョンである『S/4HANA』になったらA